今回の講義は アディクションの看護についての一回目でした。
まずはアディクションの定義や診断基準についての話が初めにありました。アディクションは「依存症」と訳しても良いのですが、講義ではアディクションのままでした。
定義についてはいまさらなので割愛しますが、物質関連の症状と非物質関連の症状、それに加えて対人依存もアディクションの範疇に入るという見方分け方があるというのを改めて提示されると、なるほどと思ってしまった。
物質はアルコールや薬物、そのほかにニコチン、カフェインなど体内に何かを取り込む依存、非物質はそれらの物質を取り入れたいという依存? と言われるとなんだかちょっとよくわからないんだけど(笑)。まあ、それらは身体的にも精神的にもアディクションになるんだって事でしょう。
で、対人依存というのはなにかと思ったら「共依存」の事だったんですねえ。これも言われてみれば確かにその通り。
要は、その行為を続けていることで現実から逃避してる状態、あるいはその状態から抜け出しにくくなってることを指していると考えてよさそうです。
う~む、自分の知ってる語と医学用語のすり合わせをしているような感じです。
ところで、今回の講義は今までとちがって、脳内の働きがどう、という話は出ませんでした。というのもVTRの中ではアディクションについての説明が三分の一ほどあったあと、アルコール依存の自助グループの活動紹介が行われたからです。
テキストとは違って、現場でどういった活動が行われているかを紹介したいという趣旨だったので、おそらくテキストでは今まで通り脳内の働きなどが解説されてるでしょう。
アルコール依存症の地所グループの活動については、少しですが勉強したことがあります。実際の現場ではなく、アメリカでのアルコール依存症の地所グループ(通称AA:アルコーホリック・アノニマスの略)を知ったのがきっかけで、書籍やVTRを通して知った程度。なので大したものではないのですが、それでも全く知らずに見るわけでもない内容でした。
ということで今回の講義のノート取りは今までよりもずっと楽で、終わってほっとした(笑)。たまにはこんな講義があってもいいよねえ^^;。
次回はアディクションの二回目で、薬物、ギャンブルやネット依存などになるので、こちらのほうが情報量が多いだろうな。
でも講義も三分の2終わったし、あと少しがんばろっ!